注意!派遣から業務委託になるという事(喜ぶのはまだ早い)

スポンサーリンク
・派遣期間満了に近づき企業側から「業務委託」は多々ある際の留意すべき所
・ぬか喜びせず、ホントに貴方を評価しているのか?を見極めて結論すべし
氷河期世代、ブラック企業とは言え「正規雇用」はじめ、雇用形態をコンプリートした身で
若い人にお伝えしておきたい事を残しておこうと思います。派遣って法律上満期があって、今は3年が支流なんですよね。
業務をキチンとこなしていると、企業側からすると「残って欲しい人材」になる場合があるのですが
その場合
1:契約社員or正社員
2:業務委託契約
この辺りを提案される事も多々あるんですよ。1は、各企業によって条件が色々あるので、それが自分にとっては各々検討するとして
初めて「業務委託」になる人は気を付けないといけない所があるなぁ、と。

派遣から業務委託になると言う事
・派遣会社時代にあった社会保険が無くなります
これは厚生年金は勿論、健康診断無くなるし、失業保険無くなる
最近は大手派遣会社の場合、交通費の補助もあるようですが、これも無くなります
ようは、全て自前になるという事を意味します。
更に「開業手当」を税務署に出して、「年末調整」も自分で行います。
年末調整を自分で行うというのは、帳簿をつける必要があるので
基本は、会計ソフトの契約が必要になります。
全て覚えてしまえば難しい事ではないものの
「自前」が増えてしまうのです。
では、それを何で補填するのか?
「金額」「内容」になる訳です。
きっと、最初に提示される金額はこれまで派遣の時に貰っていた金額より
若干高くなるでしょう。
しかし、これまで企業は派遣会社に「手数料」を支払っています。
その分を単純に乗せてただけの金額で、
企業側はこれまで通りだけれど
請け負う「貴方」は、むしろ負担が増大になる可能性もあるという事
最悪の場合は、業務委託というのは「成果物」を「納品」する事が求められるため
企業にとっては時間は関係ありません、ただただ疲弊させられる可能性もあるのです。
ちょっと月給的に高くなったり
企業側から「頑張ってもらったので、是非これからもお願いしたい」
と、高評価を語りながら、実際は良いように使われちゃうという所もあるので気を付けてください。
では、
【派遣→業務委託は良くないのか?】
 そうではありません。契約内容と金額が良ければ良い部分も沢山あります。
これまでの仕事っぷりが認められた事は間違いないので自信にして良いですし
内容によっては、時間に余裕も出てきますし、青色申告になれば節税対策も可能になります。
上記したように税金や保証など
「自前負担」を加味された「金額になっているのか」
「契約内容は、こちらだけが不利になっていないか?」を見極めれば良い事も沢山あります。
その見極めが難しい場合は、気持ちのハードルが高くなってしまうでしょうけれど
弁護士さんに契約書を見てもらう事もひとつの手ですし、企業側に
「初めての事なので、勉強のためにも弁護士さんに見てもらってからお返事します」と言えば
企業側も真摯に向き合わねばという、少しプレッシャーになります。
その回答で怪訝な顔をした時点でその企業の貴方への姿勢もわかりますから
ここで「嫌われてしまう」と引いてしまうと、
「こんなハズじゃなかった」と後から後悔するかもしれません。
と、いう事でそんな自分も間もなく満期を迎える事になり
正に今回も「派遣→業務委託」の話が企業側からありましたが
金額は、まったく自己負担を考慮されない
「派遣会社に支払っていた手数料」だけが乗っていた金額だったため

是非、里風呂さんにこれからも残って欲しいので業務委託で

里風呂
里風呂

高い評価を頂戴しありがとうございます。
お気持ちありがたく思いますが、
(笑顔で)申し訳ございません。

と、丁重に且つ笑顔でお断りさせて頂いた記録とさせて頂いた次第。
自分が断ろうが、業務委託になろうが

結局、企業に嫌われているのだから。
それでも生きている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました