偽装請負契約、最初は派遣だったのです~その1~

スポンサーリンク

入社のきっかけですけれど。
最初は、派遣で入社しました。
これまで自分は雇用形態に関係なく、同じ業種を渡ってきたので
募集部署でなく、派遣でありつつ、経験者が必要だった部署に配属する事になりました。

会社環境は、
大手企業数社による出資企業…自分が所属する会社。A社とします。
出資の大半をF社が持ち、我々にとって普段親会社的存在です。
他数社より出向者もあり、構成としては

・親会社F社所属の人達
・他社からの出向者
・派遣、業務委託、などの外部
が主な従業者です。

新しい事業だったので、整備されていない事も多く、業務も兼務のような仕事をしていました。
①指揮命令者として受ける業務とされる事業部全体の「オペレーション」(契約書ではこの業務です)
②事業部内の1チームの事務や雑務など
この兼務状態でした。
事実上、二人の指揮命令者が存在していた事になります。

入社3週間後 指揮命令者が働かなくなった

入社3週間で自分は全ての業務を覚える必要がありました。
それは、指揮命令者の一人、以降Rさんとします。
Rさんが夏季休業を兼ねて海外に1週間ほど不在である事が入社前より決まっていたからです。
新規事業といのは大変な準備が必要で、これまで休むことなく働いてきたのであろから、
休むのは良い事、とすら当時の自分は考えていました。
システム的な事は勿論、沢山の方と関わる事が多い業務なので自分自身、
休みの日も覚えるための自分マニュアルを作成し、
不明な所はドンドン質問をし、3週目の「ひとりぼっち」を迎えたのでした。
すると、3週間後帰国した上司のRさんの様子が…おかしい…

出社しない

上層部との会議の時に出社し 資料作りも遠隔で何かも自分に任せノータッチ状態 。
社内システムの掲示板のような連絡やSNSを使ってのみ連絡が可能となります。
今思えば、色んな事が最初から仕組まれていたのです。

指揮命令者なのにビルが違う

同じ事業とはいえ、スペースの問題上、ビルが複数に分かれていました。
①の運営本部は●ビル、②のチーム業務は▲ビル と。
本来はRさんも自分も①の●ビルで業務をするのが普通ですが、
自分は▲ビルで生活するように言われ
日々生活していました。

Rさんは、

ビルの人達には▲ビルに居る。とし、▲ビルの人達にはビルにいる

としていたのです。

なぜそんな事が可能なのか?

普通の会社なら、すぐにバレてしまいます。
しかし可能な理由は複数ありました。大きな要因は

社風として働いているのであれば場所は問わない

考え方は「イマドキ」なんですね。
ポケットWi-Fiも申請すれば、支給されますしPCの外への持ち出しもパスワードさえかけていれば問題ない。
自分もそのあたりの申請はRさんが進んで教示してくれました。
きちんと働いてる人にもありがたい社風ですが、

働かない人には、もっと良い社風と制度

そんな制度になっていたのです。
Rさんは、親会社に新卒からいる中堅の人。熟知していたのです。
時折、自分が在席する▲ビルに来たかと思うとお昼ぐらいで出て行ってしまい、
夕方「綺麗になって」会社に戻り、帰宅準備をして、すぐ帰社してしまう。

とにかくお酒が好き

この業種は、ほぼ24時間体制の仕事で、シフト制や各自調整をしています。
その中でRさんと自分は2人でその人達とやりとりをせねばならない業務でした。
よって、深夜に呼び出されてしまう事もあります。

とにかくお酒をセレブな方々と共に過ごし、二日酔いは勿論、SNSや掲示板でのやりとりも
アヤフヤな回答である事も増えていきます。

あってはならない事故、ミスが多発する

当然ですが、彼女が手を付けてものが日々その繰り返しになっていくのです。
2人で力を合わせていくどころか、当然、一人対応になっていくわけです…

「その2」へつづく

・自分は、専用スマホは勿論、ポケットWi-Fi、ノートPCが至急されていた
・事実上、二人の指揮命令者がいた
・雇用形態問わず「働いているなら何処でも問題は無い」社風だった
・24時間体制が必要な業種だった
・指揮命令者は業務を放棄していた(事故が多すぎて他部署にバレつつあった)

コメント

タイトルとURLをコピーしました