納得行くとか、行かないとか、そんな事は関係なく退職日が訪れ
退職日を迎え、日々が過ぎていきました。
業務委託仲介会社の代表と、一切連絡が取れない状態になり、何をすべきなのかわからず
青天の霹靂時にメール本文にあった
労働局から見れば一番最初に目につき、当然、貴方について徹底的な改善指導を求められています。
この言葉から、まずは、事の発端になったのは、
労働局かと思い、憤りを込めた相談へ向かう事にしました。
タイムカード、契約書、仲介業者からの解雇通告等のメールのプリントアウトを持って。
最初は、天下りのお爺さん(すみません:笑)みたいな人が対応してくれました。
ただ、クレームを聞くだけのお爺さんの姿勢に何も未来が見当たらなかったので
(業務委託先だった)A社を担当した方とお話させて頂けませんか?
指導の結果が「解雇」という安易なカタチでも、それは「改善とするのか?」
そもそも労働局の本来の目指す所をどこなのか?をお聞かせ頂きたいのです。
問題は、そこにあり、そこを知りたいと思ったからです。
担当はわからないし、わかっても言えないんだよ…
職員は呼べるから、交代するね。
一次対応してくださったお爺さんから
少し若め(とは言え、50代ぐらいのベテランさん)の職員さんが
対応してくださり、持参した資料を確認してくれました。
里風呂さん…残業時間200時間…良く生きてたねぇ、、
大変だったね。
確かに一番に指導されちゃう人になる事は、間違いないね。
だとしても派遣も残業時間がきっかけでクビ。
それ以降も信じて仕事に邁進してきたのに業務委託になって、行政から指導が来た(来る)から速攻、辞めてくれというのは悲し過ぎてやりきれないですよ…
そもそも、行政は「労働者を切り捨てる」という結果でもそれは、自分達の成果として報告出来るから「改善」=「やり方は何でも良い」っていうお考えなのでしょうか…?
えっ?!
里風呂さんは、ずっと派遣ではなかったという事?
はい、この契約書は、業務委託、仲介業者E社との契約書です。
え?これは、通常派遣内容の契約書だね…
業務委託だとすると、この資料のみの判断だけど「偽装委託・請負」に該当する可能性が高い。そして、業務委託だとなると、里風呂さんは【労働者では無い】んだよ。管轄は、「公正取引委員会」になる。
自分の無知がここで思い知らされる事に。
全然意味がわかりませんでした…
偽装委託…偽装請負…「偽装」???
公正取引委員会…
請負の場合は、刑法にもなるし、場合によって企業は業務停止命令を受ける。
業務停止命令が出せるのが、公正取引委員会。
最近は、労働局も結構連携しているんだけどね。
偽装請負が多くて、里風呂さんみたいに知らずになっている人も多いんだよ…
職員さんがパンフレット?冊子と共に教えてくれた事は、
- 会社にとって、労働局より「公正取引委員会」の方が怖いこと。
- 自分は、一人請負型になっている可能性があること。
<一人請負型>
実態として、業者Aから業者Bで働くように労働者を斡旋します。ところが、Bはその労働者と労働契約は結ばず、個人事業主として請負契約を結び業務の指示、命令をして働かせるというパターンです。労働局HPより https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/roudousha_haken/001.html
驚きました。
と同時にこれまでの流れに合致が行くことが次々と出てきます。
まずは契約解除通達メールに
労働局等からの指導
と記載されていた事。
「等」それは「公正取引委員会」であったであろう事、
そして、自分が偽装請負だと勘繰らないように「等」にしていたこと。
をなぜか、連発されていたこと。
仲介業者E社代表T氏は、
委託先A社の親会社と親密な関係にあるのにも拘わらず
だの
私の知り合いを紹介しますよ、テレビに出てるような有名な弁護士ですよ
だの。しかし
体調不良で出来る状態にない事を知って以来音信不通になった事
色んな事に通りが付くような気がしました。
そうです!
委託先との密接な関係により、
自分を操作しようとしていた。
そして、弁護士を付ける状態に無い心身状態を知り、
安堵し連絡を絶った。
味方のフリをした、主犯格だった
のです。
イマドキ、コテコテのドラマでもこんな流れあります???みたいな。
大映テレビばりの、スワンの涙、アリエスの乙女たち、ヤヌスの鏡、この子誰の子、並みの古い展開でないか?と。
その後、職員さんが他のメールのやりとりや、資料を見通してくれました。
仲介業者代表T氏…この人、ずる賢い人だね。
自分でも法律を知ってるとか豪語して=抜け道わかってるって事で、
言葉の選び方も微妙な言い方にしてる。
それにしても…「テレビに出てるような弁護士」って(笑)
こういう言い方も悪い奴が使いそうな言い方だよ(笑)
ショックと憤りで落胆している自分を見て、気の毒に思ってくれたのか、
労働局の職員さんが
「職員として」ではなく、「人として」と教えてくれたアドバイスが
ありました。
職員としてでなく、人として個人的見解を言うね。
まず、この資料を見る限り、
僕は「偽装委託」と判断出来ると思う。
そして、働いていた場所は、委託先大手「A」社。
里風呂さんと契約していたのは、個人のような小さな仲介業者「E」社。
仲介業者E社代表T氏は、資料、メール全てにおいてズルい言い回しをしてる。
抜け道も知ってるから、今までずっとそうしてきたんだろう。
それに委託先大手A社には顧問弁護士もきっと居る。
もし、里風呂さんが個人で何かを問うと逆に「名誉棄損」だの
何かしらの理由をつけて、
里風呂さんが損害賠償に追われる可能性がある。
僕は、弁護士さんを付ける事を勧める。
この資料を見ても、里風呂さんは、大変仕事を頑張ってきて、
本当に良く生きててくれた…
だからこそ、これ以上、里風呂さんが負債を追ってはならないと思う。
勿論、労働局として全く対応が出来ないのではありません。
「自分は労働者として、意義申す」という事は可能です。
「あっせん」を労働局がしてくれます。例えば、今回の自分の場合
仲介業者E社と自分の間に入って、腑に落ちるための話し合いの仲介に入ってくれる人を紹介してくれるシステムです。
紛争調整委員会によるあっせん 紛争当事者の間に労働問題の専門家が入り、双方の主張の要点を確かめ、調整を行い、話し合いを促進することにより、紛争の解決を図ります。
労働局HP https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/index.html
そして、メリットとデメリットも教えてくれました
■労働局からの「あっせん」のメリット
・全部、無料
・相手への連絡も仲介の人がしてくれる
・労働の専門家が担当してくれる
■デメリット
①法的強制力が無いので、逃げられ話し合いが結果出来ない可能性もある「かも」しれない
②解決金の話で纏まっても逃げられる可能性も否めない
③話し合いがまとまらず、結果、労働裁判になる可能性もある
でした。
メリットは、行政なのであえて言うまでもありませんが、
自分の場合、【デメリット】が大きく作用します。
仲介業者E社がデメリット全てをやり尽くす可能性がある、と。
②についても小さい企業アルアルでは社名を変えて運営直し逃げる企業も沢山あるそうです。
③になった場合自分を名誉棄損で損害賠償請求される可能性もある、という事も懸念される
と職員さんが教えてくれました。
この懸念点より、弁護士さんをつけたほうが良いと言ってくれた訳です。
あっせんを選んでも全然いいよ、とも言ってくれました。
確かに…
仲介業者E社は代表一人の小さな企業で、逃げられるよりも大手ゆえに絶対に②が出来ない委託先大手A社に労働者として弁護士と向き合った方が
良いかもしれない。そのためには弁護士さんは必須だな。
そんな経緯で弁護士さんを探す旅が始まるのでした。
弁護士さんを探すの旅に続く…
①自分の契約書は、業務委託として正しい契約書であるかを確認しよう!
- 例:就業時間、場所、時給、と本来なら派遣として記載されるような内容があるものは疑ってみる
②就業先環境がおかしくないか?
- 例:業務委託会社からの指示を受ける事は許されているが、その「指示者」が同じ会社から来ているか?
- 例:直接、業務指示を就業先社員からされていないか? など
③何より、業務委託仲介会社を信じすぎていないか?
これは、まれですが、自分のような一番信頼すべき人間が一番悪人である場合がある、という事です。
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