「異議申し立てをしよう」
そう決めて。
弁護士さんを探す事にしました。
まずはネットでの検索です。
「労働 弁護士」でも広告含めてかなりの企業が出てきました。
・着手金無し
・泣き寝入りの必要なし
どの企業でも「呼び込み」広告がズラッと並びます。
費用面を考えても「初回無料相談(メールフォーム)」というのは有難いものでした。
何もかもわからない自分は、とりあえず、そこへ相談を投げます。
まずは「大手」といえるような弁護士事務所に数か所、メールで相談しました。
しかし、返ってきた答えは意外なものが多数でした。
えっ?労働に強い弁護士事務所ではないの?
単純にそう思いました。
その中でも「1度、直接お話を伺います」と言ってくれた事務所もあり
対面もしました。
そこでも結果は同じ。
その理由は…
数字が絡む案件=安易 なモノなら引き受ける。
という事なんだと思います。
それは「残業未払い請求」とか「労働時間の改善」など
「数字」で立証できる案件ならwelcome!という事のように受け止めました。
自分の場合は、複雑化しているものでした。
偽装請負は、割に合わない案件だったのでしょう。
そして今思えば、
のだと思います。
後から知人より聞いた話だと当然弁護士さんも「拍が付く結果」を出したいので
大手ほど、名前を出した方が良かったのではないか?と。
確かにそうだと、感じました。
なかなか、自分自身でも納得のいく先生に出会えず
刑事処罰を受ける内容でもある、と聞いていたので、
刑事事件を専門にしている弁護士事務所にも連絡しましたが、
タイミングやスケジュールが合わないまま時が過ぎていきました。
そこで、途方に暮れつつある中、最終的には「あっせん」も視野に入れて
もう1度労働局へ向かい、
アドバイスをくれた職員さんに相談しました。
弁護士さんを探しているけれど、なかなか思うようにいきません。
このままの場合は、やはりあっせんしか無いと思うのですが、
あっせんの場合、どれぐらい時間がかかりますか?
あっせんでも勿論良いですよ。
どうやって弁護士さん探してる?
弁護士会館に相談に行った?
Webで無料相談して、数か所、直接会いました。
弁護士会館には相談にいってません。
弁護士さんをつけたい気持ちが強いなら、
【弁護士会館】に相談して、こういう弁護をしてほしいと、
相談してみるのもありだと思う。
複雑な案件を取り扱ってる先生を紹介してくれるだろうし。
無料相談を悪いとは言わないけど、
料金も払って聞いてもらうのもありかもしれないよ。
あと、相談する場合は、具体的に「自分はこうしたい」を
羅列した資料も持参する方がいいと思う。
弁護士会館に行く
そんな事は全く思っていませんでした。
弁護士会館を調べ、向かおうと思った矢先、webから無料相談をしていた弁護士さんからメールでの返信がきて、面談をすることになりました。
その弁護士さんに今まで準備していた資料も持参して経緯を説明しました。
そして「この先生だな」と半分、直感も含めて感じ、
その場で契約書を取り交わす話をしてきました。
この弁護士さんに決めた理由
面談当日決定というのは、些か直感的&楽観的と思われるかもしれませんが、
これまで、相談をした弁護士さんが言うように自分の案件は
偽装請負の中でも「珍しい」事が数点ありました。
なので、それを立証するのには「手間」と「時間」を要する=非効率案件なのです。
しかしこの先生は、これまで、他の弁護士先生が言わなかった視点で
「なぜ、(委託先)A社と(仲介業者)E社は問題なのか?」を説明をし、
法律でいうとここを指摘できる。と
懇切丁寧にホワイトボードに図解入りで説明してくれました。
更には、(委託先)A社の事を良く知っていた(新聞等やメディアで)、
ご自身も会社員から転職で弁護士になられた経験があり、
企業体質を良く理解してる。と感じたからです。
自分の説明中「それは感情論であり、労働裁判には関係ない」など、
きっぱりと自分自信のコメントを容赦なく切る!も多数ありましたが(笑)
だからこそ【受けたからには勝つ】ここの信念も自分には感じたからです。
正直、着手金も発生して、他の法律事務所の相場より少し高かったです。
しかし、上記したように他弁護士事務所さんが受け入れてくれる案件は
安易に解決出来る案件での着手金、報酬ですし、
何より、目的は、お金でなく「やりきれない気持ち」が優先だった自分にとって
ここでやらねば、後悔するような気がしたので、この先生で進める事にしました。
・大手であるならあるほど、企業名を出した方が良い
・有料相談であれ無料相談であれ、仕事のプレゼン並みの資料を整える事
・相談の時点で、ある程度の証拠も持参
・その都市の弁護士会館に相談する手もあり(結果自分はしなかったけれども)
・相手に何を求めるのか?も明確にすること(自分の場合は謝罪だった)
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